【パワークエリ】元となるcsvファイルが更新されたらグラフに自動で反映する仕掛けを作成する
この記事は、パワークエリを初めて行う人のために具体的な操作の方法をまとめたものです。エクセルを開き「データ」タブから「Webから」を選択する。
下記のURLを入力、OKをクリックする。
https://indexes.nikkei.co.jp/nkave/historical/nikkei_stock_average_daily_jp.csv
匿名となっていることを確認し、OKをクリックする。
そのまま「読みこみ」をクリックする。
「挿入」タブからピボットテーブルをクリックする。
対象のテーブルが選択されていることを確認してOKをクリックする。
ピボットテーブルのシートを右クリックし「挿入」をクリックする。
「グラフ」を選択しOKをクリックする。
「データ日付」「終値」にチェックを入れる。
グラフを整形して下図のようなグラフにする。エクセルを保存して完成だ。参照元のCSVファイルが更新されたら、「データ」タブから「すべて更新」をクリックすれば、最新のデータがグラフに反映される。
今回は誰でも試行できるようにオープンデータを参照したが、データをwebからではなくエクセル、csv、pdfなどのローカル環境にあるファイルから参照しても同じことができる。似たようなグラフを定期的に描画している方は是非挑戦してほしい。
上記の方法ではクエリでエラーが出ている。解消するには「1つのエラーです…」をクリックする。
クエリの設定画面が開く。左のカラムの「nikkei_stock_average_daily_jp」を選択し、右のカラムの「昇格されたヘッダー数」※エラーの1つ前のステップを選択、「データ日付」の列の最も下の「本資料は~」行のチェックを外し、OK→閉じて読み込むの順にクリックする。
エラーが解消した。
【tips】
クエリのプロパティで「ファイルを開くときにデータを更新する」にチェックを入れる。こうするとファイルを開くたびに最新のデータに更新される。